個人ゲームアプリ制作 -
unityによるゲーム制作

リリースアプリ一覧

プランナー


気がつけばゲーム会社を退社していた

久し振りの更新となります。

タイトルには若干の語弊がありますが、ゲーム会社に入社して3ヶ月で退社する事となりました。
どこから書けば良いのかは迷いますが、時系列の日記ベースで書いていきます。

・出向先から戻される事になった

未経験でいきなり新人二人で出向していたのですが、やはりこの体制に無理があったらしく出向先から軽いクレーム(要望)があったらしい。
このあたりは詳しくは私たちには伝えられていない。(いやいや、伝えようよ・・・とは思ってました)
新人の内の一人と本社の中核の一人とを入れ替える事になったのですが、そこで社長の評価が低い方が戻されるようになったというのが5月末の話。

・社内案件に携るが成果を出せなかった

事務所に戻されてからは、自社で出しているアプリ(ストアに出ているが更新されていない状態)の大型アップデートに向けての実装対応を、新入社員の方と一緒にする事になりました。
これがまたなかなかクセのある案件で、実装どころか内容把握すらうまく行かない状態でした。
・過去に色んな人が中途半端に関わっていて、誰かに引き継がれる事なく放置されたりしていたので、誰も状況を把握していない状態であった。(携わってからしばらく経ってこういう状態という事に気づいた)
・企画の先輩も途中からの参加かつ事務作業との兼任で時間がほとんど取れない。
・プログラマーの方も別の案件と兼任で時間がほとんど取れない(といっても、大まかな枠組みは出来ているからバグがあった場合の修正など)
・資料もどこに何があるのか、どの資料を見て進めれば良いのかも分からない。
・聞いても一つずつ丁寧に教えてくれる訳でもなく、どこどこのディレクトリにあるはずです、確認してくださいと言われ、探し回るだけでもかなりの手間と時間を取られる。
・企画はあるが、どれが実装されていて、どれが実装されていなくて、どれが未確認で、どれが確認済なのかが分からないし、聞いても非常に曖昧。
・イベントも再生はされるが、実装後に動作確認をしていないのでもうバグまみれの状態。
・モンスターやアイテムなど仮置きらしかったが、どれが仮置きの物でどれが決定済みの物なのか分からないし、聞いても誰も分からない。
他にも色々あった気がするが、とにかくゲーム内も、資料関係も、関わっている人達も訳わからん状態で、上からやれって言われてる感じでした。
でも、ゲーム業界ってこんなのがべつに珍しくも何ともない、むしろありふれている状況らしいです。

・新人研修を組まれた

数週間経っても作業に進展が見えず、何をやっているのかもうまく報告出来ていない自分達に社長が動き出して、社内アプリの成り立ちや思想を説明してくれるようになりました。
その時に、このアプリに対する理解が足りなすぎる事に加えて、自分が未経験でゲームの事を何も知らないので仕事の進め方も分からない、と思ったのか新人研修となるものを組まれるようになった。
・まずは二日間遊んでレポートを提出する
・次は自由に遊びながらバグを見つけるフリーデバッグプレイをする
・その次は資料と照らし合わせながら、資料通りに実装されているかを確認する資料デバッグプレイをする
・その後、発見したバグを直してゲームデータに触れていく
この新人研修内でも紆余曲折あったのだが割愛する。

・社長が怖かった

特に高圧的に怒鳴りつけるような人ではないのですが、理論立てて言葉を発する方なので意志や言葉が強い。
その割には、朝令暮改のような事が多々ある。
そして過程よりも、結果と結果に至った理由や意志にフォーカスを当てる方なので、意図なき意見はバッサリ切り捨てる。
自分の好き嫌いで許容範囲が広がったり狭くなったりする人かつ、この会社はこの人が絶対者だった。
元々の評価が低く、さらに「ダメなやつ」とレッテルを貼られた事に加え、自分の「力がある人怖い症候群」が出てしまい社長とまともに話が出来なくなってしまった。
それだけでなく、社長が事務所にいると動悸・・・までは行き過ぎだが恐怖心で落ち着かなくなってしまった。

・そして向いてないを言い訳に逃げ出した

実際向いてない部分もありました。
・ゲーム業界に従事する人間として新作への興味やアンテナが無い
・ゲーム以外のサブカル(漫画アニメ映画)に興味がほとんど無いし、本もほとんど読まない
・人と話す職種なのに、自分から話しかけられない
・怖がり
・説明が下手(言うより見ろ派)で、ある種言語障害があるのかもしれない
・意志が弱い
・指示待ち人間
今後もこの会社でやっていくには、社長の評価がもっとも重要になり、社長とまともに話せなくなった自分には活路が見い出せなくなりました。
出向してプロジェクトに関われるかも社長の判断になります。
会社自体がやる気があるのか無いのかも分からない社内アプリに関わるのも非常にしんどい。
もし仮に出向出来たとしても、ゲーム業界の特殊(良い意味でも悪い意味でも)な人達を相手にやっていく自信も度量も無い。
本来めちゃめちゃ楽しいはずの業種が、楽しく無い上に苦しいと思うのは本当に不幸だと感じました。
なので、ゲーム業界自体を諦めようという選択をする事にしました。
唯一の救いは、たった3ヶ月間なのに自分の退社を惜しんでくれる人が数人いた事でした。

・ただ学んだ事はたくさんある

なんだかんだ言いつつも社長はすげーディレクターである事は変わりありません。
短い期間でしたが、本当に色んな事を学びましたし、考えさせられました。自分に足りないものも色々と気づく事が出来ました。
企画書と仕様書の違いも知らない未経験の自分が、いきなりコンシューマゲーム開発の現場に潜り込める事自体が社長の力の凄いところです。
まず、未経験や1年程度の経験じゃコンシューマの会社に入社する事自体不可能ですし、現場自体知る事が出来ないでしょう。
機会を与えられたのにそのチャンスを掴めなかった、チャンスを掴む為にどうすれば良いかを考えなかった。
それが今回の結果を招いただけの事です。
プロとしてゲームを作るのは諦めましたが、個人としてゲーム開発を続けるつもりではあります。
3ヶ月の短い期間ですが、この時期に学んだ事を自分のゲーム開発に注ぎ込み、企業を目標に活動していきたいと思います。
後日、学んだ内容・ゲーム業界の特性・向いている人、向いていない人など自分の所見と考察を書きます。

2018 / 07 / 14
プランナー

スポンサーリンク

© 2018 Takahiro Ueda