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まずは自分の経歴を紹介

私は31歳未経験ながらも「運良く」ゲーム会社に内定を頂く事ができました。

変わった経歴をしていますが、社会人としては不十分すぎる職務経歴なので、私よりもゲーム会社へ就職できる可能性が高い人は多いはずです。
逆を言えば、私よりも経歴が良くない人はかなり厳しいという見方になるでしょう。

まず、私は1987年2月生まれの31歳で、学歴はFランク大学中退であり最終学歴は高卒になります。
大学は情報学部でC言語をやっていましたが、全く覚えていないので就職に有利になる訳ではありませんでした。
大学中退後は声優の専門学校に2年間通い、その後声優事務所へ所属する事となりました。
ただ、声優としての能力は低く、事務所に所属しても仕事は頂けず、アルバイトに明け暮れる日々が続きます。
アルバイトはビジネスホテルのフロントをしていたので、言葉遣い等のマナーは若い内に身につけられたのではないかとは思います。

声優事務所ではあったものの、舞台もやるし、顔出しの仕事もやる事務所だったので、声の仕事よりも顔出し(エキストラ)の仕事が多くなりました。
そもそも声の仕事やってない・・・。

芸能事務所所属時は色々ありました。
仕事の連絡が来るのが前日だったりするので、アルバイト先に迷惑をかける事が結構あったんですよね・・・。
ダブルワークもしてたので、日勤と夜勤両方に穴を開けてしまう事もありました。
だからアルバイトも結構転々としていましたね・・・。

そして、芸能事務所には養成期間を含めると6年間いましたが、自分が演技するよりも他人の演技を見る方が楽しいと感じ、人前で演技する事に抵抗を感じ始めたので これはもう役者としては終わりだと思い、事務所を退所し役者を辞める事になりました。
これで、専門学生時代の2年と事務所所属時の6年の計8年が無駄になっています(厳密に言えば、特殊な経験として活きてはいますが)

その時にはもう27歳になっており、ゲーム業界への就職はギリギリの状態でした。
この頃から(本当は大学生の頃)ゲーム業界へ就職したいと思ってはいたので、素人ながら企画書を作成しゲーム会社へ応募をしました。
結果、正社員での就職どころかアルバイトの採用すらも受かる事ができず、面接の際には「この企画書、見せない方がいいよ」とさえ言われました。
その時は、企画をパクられるからかな?と思ってたのですが、本当はあまりにもレベルが低い企画書でマイナス評価にしかならなかったんだなぁと今になって思います。
ゲーム業界のアルバイトすら満足に採用されない私は、少しでもゲーム業界に近づく為に職業訓練でWEB制作を学ぶ事にしました。

なぜWEB系かというと、HTMLとCSSは知識が無くても簡単にできるからということと、プログラミングはズブの素人では理解が出来なかったからです。
なのでまずはコードというものに慣れる事から始めようという事で、6ヵ月間の職業訓練が始まりました。

WEBデザイナー科の職業訓練だったので、結構学ぶ事はたくさんありました。

  • HTML
  • CSS
  • jQuery
  • DreamWeaver
  • PhotoShop
  • Illastrator
  • FireWorks
  • apache
  • eclipse
  • MySQL
  • PHP
  • WordPress

科目だけで言うと12科目もあったので必要の無いものもありましたが、振り返ると良い職業訓練校を選択できたのではないかと思います。
職業訓練修了後はポートフォリオとして
・企業用ウェブサイト(HTML/CSS/jQuery)のサンプル
・ゲーム会社のランディングページ(HTML/CSS/jQuery/オリジナルゲーム企画)のサンプル
・実家の花屋のWEBサイト(HTML/CSS/PHP/MySQL)
・自分のWEBサイト(HTML/CSS/WordPress)
の4サイトを作成し、ゲーム会社とWEB会社の両方を応募していました。

自分では結構頑張って作ったポートフォリオだったのですが、就職活動が意外と難航していました。
やはり実務未経験に加え、27歳にも関わらず正社員として働いた事が無かったからでしょう。

本当はゲーム会社に入りたかったのですが、面接すらしてもらえなかったので、途中からはWEB一本に絞るようにしたところ
なんとか採用を頂く事ができ、28歳にして初正社員雇用となりました。
職種はWebデザイナーです。

会社は10人規模ですがベンチャーって感じでは無く、元々DTPの会社で時代の流れに沿ってWEB系にも手を出していったって感じの会社です。
社長は50代後半で知識は無く、営業畑の人間で小心者の割にオラオラするあまり感じの良い人ではありませんでした。
何より残業代が支払われないにも関わらず、定時に上がると社長が不機嫌になるような労基案件会社だったので、長くは持ちませんでした。
まぁ、そんなこんなで10月入社ー7月退社となり、ここから更に経歴が悪くなっていきます。

元々声優になるために東京に出てきたのに、役者も辞めちゃったし何故東京にいるんだろうって思ったので、実家へ戻る事を選択しました。
兄が花屋を経営しており、とりあえずそこに転がり込む事になりました。
ただ、経営も人を雇えるくらい余裕があるわけじゃ無く、経営者の給料すら捻出できないようなギリギリの状態だったので収入は無し。
花屋の技術があるわけでもないので、仕事は配達や水換え程度の手伝いレベルでサポートしつつ、空いた時間はUnityの勉強に費やしました。

Unityの勉強方法などは機会があれば別に記載しようかと思っていますので、とりあえず割愛します。
そんなこんなで、手伝い兼勉強の実質無職の期間が2年半ありました。

Unityで小規模のゲームアプリが作れるようになってからは、少しですが広告収入が入るようになりました。
と言っても、勉強を始めた時期からトータルで考えると1年半はかかりましたが・・・。

2017年12月をもって家業を廃業する事になったので、2018年から就職活動を始めました。
ただ、作りかけのアプリがあり、それを完成させてから行動となりましたので、実際就活し始めたのは2月末です。
個人でゲームアプリが作れるようになったと言っても、所詮は小規模でアプリのDL数も1000を超えないレベルなので、声を大にして言えるレベルではありません。
ですが、それ以外に経歴がないのでそこをアピールポイントとして盛り込むしかありませんでした。
実務未経験の応募条件を満たすゲーム会社を片っ端から応募しましたが、結局面接してもらえた会社は1件だけでした。

ちょっとした個人アプリが作れるようになっただけでは相手すらしてもらえないと分かったので、その1社に全てを掛ける為に、自分が作る予定のゲームの企画書を2点書き起こし、面接に臨むようにしました。
応募から面接まで、幸か不幸か20日間くらい日数がありましたのでかなり余裕はありました。

※自分が作った企画書を公開しますが、企画書として成立しているのかどうかも分からないので、今はとりあえずそのまま公開するだけとします。

まず一つ目は、そのゲーム会社がコンシューマーゲームを主としていたので、コンシューマーゲームの企画書を作りました。

アルケミストヒストリア(仮)
シナリオがメインとした王道のRPGタイプです。
画像は基本インターネットから引っ張っていてますが、UIなどの画像はPhotoShopで自分で加工している部分もあります。

二つ目は、そのゲーム会社がスマートフォンアプリのゲームも開発していたので、iOS・Android向けの企画書として作成しました。

コンパニオンヴィジランツ(仮)
交易を中心としたシミュレーションPRGです。
画像はPCゲームをスクショ+加工で使ったり、フリー素材をお借りして全体の雰囲気を壊さないように作っています。

上記の企画書を紙ベースで用意し、自作アプリを紹介する為にMacBookを持参し、面接に臨みました。
面接は集団面接・・・と言っても二人だけでしたが、業界未経験の方がほとんどのようでした。
面接の流れはこれと言って代わり映えはなく、自己紹介、経歴アピール、志望動機と普通の企業と変わらない内容です。
ただ、やはりゲーム会社なのでどんなゲームが好きか、どんなゲームをプレイしてきたかなどを語って下さいと言うところだけが違う点でした。

私は応募した会社が手がけたゲームをやったことが無かった為、変に嘘をついても絶対バレるし、お互いの得にならないので正直に好きなゲーム、好きなゲームの傾向、何故そのゲームが好きかなどを語らせて頂きました。
もちろん、その会社が手がけたゲームが好きと言うのが一番良いのですが、一緒に受けた方が好きなゲームは御社の手がけた○○で、○○について熱く語ってらっしゃいましたが篩(ふるい)にかけられているので、素直・率直に話すのが一番かと思います。

後、webで応募する際に自分のアプリなどのURLを記載してたりしましたが、ぶっちゃけ相手は見てません。
募集の量もそれなりにあり、いちいち全てを見ている余裕がありませんし、そもそも普段は別の業務をやっています。
人事に特化できる程、時間に余裕がある人間ばかりではありません。
なので、面接では全て一から説明するくらいの気概で臨みましょう。
企画書に関しても、見せて預けただけで特にコメントも頂いていなかったので、企画書自体の出来もどうだったのかわかりませんし、聞くのも怖いので聞いてません。

とそんなこんなの流れで運よく採用を頂くことが出来ました。
31歳で実務未経験ということもあり、この面接がダメだった場合ゲーム会社への就職は完全に諦めるつもりでいました。
なので、自分のやれることは妥協せずにやり、アピールできるところも出し惜しみすることなくやれたんじゃないかなと思います。

結果を振り返って見ても、何が良かったのか何が良くなかったのかはわかりません。
ただ、言えるのはやる事をやれるだけやったという事と、運が良かったという事の2つだけです。

ちなみに、給料はめっちゃ安いです。高卒の初任給並みです。
でもゲーム会社って金銭よりも、嗜好の方が優先順位が高いので、経験を積めるのであれば別に気にしません。
さすがに、生活に余裕ができる訳ではないのでシェアハウス住みにはなっていますがね・・・・。
シェアハウスの感想なども機会があれば触れようかなとも思っています。

とりあえず、今の私の現状ではゲーム会社に入社する為にはこうした方が良いなどは言えませんので、自分の経歴とやった事だけを記載しました。
今後は未経験新人ゲームプランナーはどんな事をするのかを守秘義務に抵触しない範囲で書き綴っていきます。
クビにならず、ゲームプランナーとして活動を続けることが出来ていれば、未経験の人へ向けた就職方法なども記載していきたいと思います。

2018 / 04 / 21
プランナー

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© 2018 Takahiro Ueda